こんにちは!
秋保温泉や紅葉、食べ物などが連想されがちな秋保ですが、実は”工芸”も注目すべきなんです!
今回は秋保で仙台箪笥を作っている、熊野彰さんにインタビューをさせていただきました!
また、私たちは箸の漆塗り体験をさせていただきました!その時の様子を書いた記事はこちらです。
10月9日に秋保ワイナリーにて行われたマルシェで、箸の漆塗り体験を出店していた熊野さん。どうしてマルシェに参加されたのでしょうか?
・どうしてマルシェに参加されたのですか?
熊野さん「秋保のクラフトマンを広めることで地域おこしをしたいという毛利さん(秋保ワイナリー創設者)の想いに共感したからです。マルシェのようなイベントに参加して、できるだけ多くの人と接することで秋保の工芸について伝えていきたいと考えています。」
地域おこしの一環としてマルシェを開催している毛利さんとその想いに共感する熊野さん。秋保内では同じ想いを持った方々との連携が多く図られています。私たちはその仲間同士で協力し合う姿に、どこか温かみを感じました。
また、熊野さんは漆塗り体験に参加してくれた方には”あること”を話しているようにしています。
【漆塗り体験中の一幕】
熊野さん「漆には抗菌作用があります。食器を漆にすることで安全においしく食事ができます。今では安くて便利という理由で多くの家庭にプラスチックの食器が並んでいますが、本当は漆の方が安全だし環境に良いのです。」
・環境に良いとはどういうことですか?
熊野さん「安いからこそプラスチックの食器は壊れたらすぐに捨てて買い換えてしまいます。その行為が続けられるとどんどん漆の需要が下がり、文化が廃れていってしまいます。SDGsの観点からも壊れたら捨てるのではなく、修理して再利用する。良いものを長く使うという意識を持つことが大切なのです。」
熊野さんは参加者の方には職人という立場でSDGsの大切さをお話しされました。便利な食器ばかりを買っては捨てている今の状況ではなく、日本らしい古くからの漆食器を長く大切に使い続けることが重要なのです。
熊野さんからは職人ならではの視点で今取り組まれていることの重要性や意義を語っていただきました。若い人ほどこういう意識をもって世界を変えていかないといけないなと強く感じました。
なお、箸の漆塗り体験をしたい方は秋保工芸の里の熊野洞に行くと体験が可能です!
秋保工芸の里についてはこちら▼
ツアー当日には実際の映像とともに熊野さんの想いやマルシェの雰囲気を伝えていきます!今回は熊野さんへのインタビューをご紹介しました!秋保ワイナリーでは、ワインやシードルの他にも様々なおつまみが販売されています。
以上、秋保は“工芸”がすごい!をお届けしました。
今後も秋保ワイナリーの魅力をお伝えする情報を載せていきます!
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